あなたは今、何歳ですか?
このサイトに来てくださったということは、40歳前後ですか?
女性ホルモンの分泌は年齢とともに変化します。
今、あなたのホルモンの分泌状態はどのあたりでしょう?
今日は「女性ホルモン」が一生のうちに、どのように変化していくかをお話したいと思います。
年齢別、女性ホルモンの分泌の変化
女性ホルモン、分泌の始まり
女性の身体は、男性と違って「妊娠、出産」の機能が備わっています。
その機能になくてはならないのが「女性ホルモン」
小学生低学年までは、身体の成長はしますが、男の子も女の子もそう変わりはありません。
高学年になってくると、思春期を迎え女の子は女らしい体型になってきますね。
生理が始まる平均年齢は10歳~12歳。
初潮がきて、女性ホルモンであるエストロゲンが分泌されて、少しずつ女性らしい身体になっていくのです。
始めは、不順だった月経周期も次第に安定してきます。
女性ホルモンの分泌がさかんになり、妊娠が可能になったということです。
私は小学6年のときに、初潮がきました。
あなたは何歳のときでしたか?
夏休みの最後の日で、うっすらと赤くなった下着を黙って母親にみせた記憶が鮮明にあります。
母は「あぁ」と頷いて、下着とナプキンを持ってきてくれました。
やはり母親ですね。
もうそろそろ、くるのではないかと買って準備しておいてくれたようです。
女性ホルモンの低下の始まり
妊娠、出産に適した時期を過ぎると、女性ホルモンの分泌量は低下していきます。
減少が始まるのは、平均38歳ごろと言われていて「更年期」の始まりです。
これを最近では、「プレ更年期」と呼んでいるようです。
なんとなく気分が落ち込んだり、元気がでないときがありませんか?
私の場合、
「私の人生はこのままでいいのだろうか」
と、暗い方向に考え込むようになりました。
女性ホルモンの分泌が低下すると?
そもそも、女の30代後半は未婚なら周りにうるさく言われるし、結婚して子供がいれば子育てに忙殺される。
ホルモンが減少しなくても、十分、ストレスが溜まる状況です。
さて、減少することで、女性のカラダ自体にはどんな変化があるのでしょう?
カラダが冷えたりむくみやすくなる。
粘膜が弱くなり、皮膚も弱くなる。
筋肉や関節が弱くなる。
精神的な影響は
物忘れをしたり、集中力が続かなかったりする。
特に理由もなく悲しくなったり、イライラしたりする。
私の場合、1番に影響をうけたのが「皮膚」でした。
そのときは、まさか「プレ更年期」だからとは、思ってもみませんでしたが。
疲れがたまると蕁麻疹がでるようになりました。
もともと卵アレルギーがあるのですが、もう何にアレルギー反応がでているのかわからないくらい、蕁麻疹がよくでるようになりました。
その頃から、花粉症もひどくなりましたね。
そうそう、下痢をしやすくなりました。
体質だからと思っていたのですが、よくよく考えると30代後半から、そうなりました。
物忘れは、確かに多くなりました。
何かをとりに部屋に入って、
あれ?なんだったっけ?なんてことは、よくあります。
友達と夢中で話しているのに、途中で自分が何を話したかったのかわからなくなったりします。
そういう経験はありませんか?
これってプレ更年期なんですね。
さきほど、お話した「私の人生はこのままでいいの?」と暗く落ち込んでしまうのも、やはりプレ更年期のせいだったんでしょうね。
友達は判断力がなくなってしまい、夕食のおかずが思いかなくなったそうです。
それまでは、冷蔵庫の残りものでパパッと作っていた彼女ですが。
クックパットで検索して、材料をイチから揃えて、手順通りにやらないと夕食づくりができないそうです。
判断力がにぶったり、段取りができなくなったり、というのもプレ更年期なのですね。
別の友達は、身体が急に暑くなったり寒くなったりすると話していました。
体温の調節がうまくできなくなるのも、プレ更年期の症状なのですね。
不安定なプレ更年期
このように、女性ホルモンが減少していく30代後半から、女性のカラダとココロは変化を始めます。
症状は人それぞれで、そのときの体調や環境によっても違ってきます。
この頃の女性は、オンナを離れて歳をとる自分にがっかりします。
うっすらとでてきた顔のシワやシミ。
何本かでてきた白髪など。
老いを感じてしまうのです。
すべてが「女性ホルモン」が減っていくことが原因です。
女性のカラダとココロが反応しているのです。